アイデア例
ウッドトランスフォームシステムとは...
ウッドトランスフォームシステム(以下「WTS」という)とは、日常生活で人々の役に立つものとして利用されながらも、災害発生時にはトランスフォームし、被災者の避難所生活や復旧活動を支援する木造のシステム製品です。
今回、WTSの様々なアイディアを募集し、優れたアイディアを競うコンペティションを開催します。ここで集められたアイディアが将来具現化されていけば、木のぬくもりにあふれた風景の中で、災害にも強い豊かな街づくりを進めていくことができます。
※最新:令和元年9月26日改訂版これ以前に取得されたチラシ・募集要項は破棄し、最新版を再度ダウンロードしてください
ウッドトランスフォームシステムコンペティションは、
多くの可能性を秘めています!
木材利用の可能性を大きく広げます
- 平時も災害時にも、木のぬくもりとやさしさに包まれた空間が実現できます
- 循環型資源である木材の利用は、持続可能社会の構築に繋がっていきます
特別な備蓄スペース不要で災害発生後すぐ対応が可能です
- 様々な場所に設置できるため、安心安全な街づくりに貢献します
- 災害時、搬入に時間を取らずすぐに被災者の避難所生活に役立ちます
優秀賞の2作品は実物を製作します
- アイディアや夢を具現化できるよろこびを共有できます
- 今回の試作が実際の導入と実現に向けた一歩となります
募集要項
持続可能な暮らしを未来につないでいくために、様々な分野へ木材利用の可能性を創り だしていくことが求められています。日本木材青壮年団体連合会(以下「日本木青連」という)は、木材をつかった防災システムの構築を目指し、平成30年にウッドトランスフォームシステム(以下略称「 WTS 」という)の様々なアイディアを募集するコンペティションを開催しました。たくさんの作品応募があり、WTS実現に向けた2作品の試作を行いました。
第2回コンペティションを通じてさらに多くの素晴らしいアイディアを募集し、将来WTSが実社会に組み込まれる防災システムとして普及することを目指します。
応募資格
不問
※個人、法人、団体、グループ、連名問わずご応募いただけます。お一人もしくは一団体で複数作品ご応募いただけます
※応募時点で18歳以下の方はジュニア部門でのお申し込みとなります
募集期間
令和元年10月1日(火) ~ 令和元年12月27日(金)
審査基準
以下の項目に適合しているかを総合的に判断して表彰作品を選定いたします。
<必須事項>
● 木材を有効に活用しているもの ● 平常時の有用性
● 災害発生時の有用性 ● 全ての材料と工具がその場に揃っている<考慮すべき事項>
・デザイン性
・災害時、平時問わず、安全なものであること
・簡単に変形作業ができること
結果発表
令和2年3月受賞作品決定、当選発表 (入賞者にはメールにて通知いたします)
※日本木青連ホームページ内 特設サイトで入賞者、入賞作品を公表いたします
※日本木青連 WEB広報誌「ウッディレター」にも掲載する予定です
表彰
表彰式を実施予定です。実施日は決定後に発表いたします。
<一般部門>
●最優秀賞:1作品 ●優秀賞:1作品 ●その他入賞作品:8〜10作品を予定<ジュニア部門>
●最優秀賞:1作品 ●優秀賞:1作品※一般部門の最優秀賞と優秀賞受賞の2作品は、試作として、それぞれ実物製作を行います
※一般部門その他入賞作品には、スポンサー賞・特別賞などを授与する予定です
※受賞者には各賞とも記念品を贈呈し賞状を授与します
注意事項
<個人情報について>
・個人情報に対するアクセス、個人情報の紛失、改ざん、漏えいなどを防止するため、適切な安全対策を講じます。
・本事業で入手した個人情報は、主催者ならびに主催者の委託を受けたものが本事業の実施に必要な範囲でのみ利用します。ただし、下記の場合のみ第三者へ提供いたします。
1) 法令、行政当局の指導により開示を求められた場合
2) 特設サイト、印刷物、マスコミでの公表(氏名のみ)<応募作品について>
・応募作品は、第三者の知的財産に関する権利及びその他の権利を侵害していないものに限ります。権利侵害の事実又はその恐れがあることが判明した場合、受賞後であっても取り消すことがあります。
・上記の侵害行為があった場合、それに関するトラブルの責任は一切負いかねます。
・公序良俗その他法令の定めに反するもの、誹謗中傷を含むものは審査の対象外となります。これらの条件に反していることが判明した場合、受賞後であっても取り消します。
・一般部門最優秀賞と優秀賞受賞の2作品は、試作の製作をいたします。製作にあたっては、作品の一部を改変する場合があります。
・応募作品の発表に関する権利は主催者側が保有します。
審査委員会
※敬称略
審査委員長
- 小林 博人(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 建築・都市地方設計)
審査委員
- ・ 石川 永子(横浜市立大学国際総合科学部准教授 都市防災計画論)
- ・ 大木 聖子(慶應義塾大学環境情報学部准教授 地震学・災害情報論)
- ・ 岡野谷 純(特定非営利活動法人日本ファーストエイドソサェティ(JFAS) 代表理事)
- ・ 坂 茂(建築家)
- ・ 古久保 英嗣(公益財団法人 日本住宅・木材技術センター理事長)
- ・ 渡會 清治(日本都市計画家協会理事 都市計画・まちづくり家)
- ・ 亀山 武弘(令和元年度日本木青連会長)
- ・ 柴田 君也(令和元年度日本木青連副会長)
- ※日本木青連関係者以外は五十音順
ウッドトランスフォームシステムコンペティションは国際社会共通の目標である
「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組んでいます